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 取材体験を通じ新聞に親しみを持ってもらおうと、ニュース和歌山は7月12日、ぶらくり丁で開かれたポポロハスマーケットで「キッズ記者体験」を実施した。幼児〜小学生26人が出店者や買い物客にインタビューし、オリジナルの新聞づくりに挑戦した。

 2月から毎月第2日曜に開かれているポポロハスマーケット。手作り雑貨やカフェ約90店が並び、沖縄エイサーやベリーダンスなど多彩なステージもにぎわった。

 キッズ記者は、マーケットでどんな物が売られ、どんな飲食ブースが出ているかを調べ、来場者や店の人にイベントの感想を聞くのが目標。腕章を付け、質問シートと鉛筆を持ち、それぞれ会場を自由に回った。

 子どもたちは目に付いた店で足を止め、商品をメモ。出店者に「どんな特徴がありますか」「どうやって作りましたか」、また、訪れた客や友だち、家族に「きょうは何を買いましたか」「楽しかったですか」と質問した。

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 取材後は、ニュース和歌山スタッフにシートを提出。その内容を元に、1人ひとり違う特製臨時号をその場で発行した。

 和歌山大学附属小3年の山口昇太くんは「『きょうはなぜ来たんですか?』と質問してみました。また記者体験をやってみたい」、同級生の小林功宜(こうき)くんは「野菜を売っていた人にインタビューしました。いつもは子ども用の新聞を読んでいるけど、大人のものも読んでみたい」と話し、完成した新聞をうれしそうに眺めていた。

写真 この記事上から=ペンを走らせるキッズ記者、家族で新聞の出来映えを確認

(ニュース和歌山2015年7月18日号掲載)