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 葬儀の流れや葬儀社の選び方を解説した『和歌山の「葬儀社三代目」がそっとあなたにお伝えする 心からのおみおくり』を、辻本葬祭(和歌山市和歌浦中)の辻本和也社長(36)が6月、本分社から出版した(写真)。辻本さんは「その方にとって一生に一度の葬式を大切に考え、本人も家族も後悔のないものにしてほしい。この本で葬儀への不安や心配事を事前になくし、よりいきいきとした老後を送るきっかけにしてもらえれば」と話している。

  大学卒業後から葬祭業に携わり、2009年に同社で働き始めた辻本さん。28歳の時に母親が病気で他界し、「葬儀業の自分でさえ何も手につかなかった」経験から、その場で困惑しないため、知識をもっておく大切さを伝えようと、ホームページやブログで葬式の基礎や事前準備などの情報を発信している。12年には、人生の最期に向けて準備する終活、葬儀の相談に応じるサロンを同市友田町に開設した。

 本では、葬式の費用、形式といった基本、思いが伝わるエンディングノートの書き方、葬式の種類別の良い点、悪い点などを5章にわたり解説。菩提寺との関係や焼香の順序など、和歌山ならではの風習についてもふれている。辻本さんは「一般葬や密葬、近親者だけで行う家族葬などお葬式の形は多様化しています。自分が望む葬式を事前に家族と共有し、心のこもった葬儀にしてほしい」と語っている。

 四六判、168㌻。1404円。宮脇書店和歌山店など県内主要書店で販売。辻本葬祭(073・444・1768)。

(ニュース和歌山2015年7月18日号掲載)