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 夏の和歌山城下を彩る「おどるんや~紀州よさこい祭り」が7月26日(日)にマリーナシティで始まり、8月1日(土)、8月2日(日)には和歌山城とその周辺で開かれる。8月1日は『ぶんだら節』でおなじみの「紀州おどり」と同日開催。主催するNPO紀州お祭りプロジェクトの西平都紀子会長は「今年は高野山開創1200年、紀の国わかやま国体・大会と国内外から和歌山が注目されるチャンスの年。夏の3日間を祭りで盛り上げ、祭りでこそ感じられる感動を届けたい」と意気込んでいる。

 「参加、交流、感動」がコンセプトの市民による祭りづくりを通じ、和歌山の人たちが自信と誇りを取り戻し、街中に活気を起こそうと、2004年に始まった。参加連31チームで始まり、年々規模が拡大し、10回目を迎えた13年には100チーム、およそ20万人もの観客を集め、和歌山の夏の風物詩の一つになっている。

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 今年は過去最多となる県外の16チームを含む91チーム、3500人が参加。和歌山城前のけやき大通りを封鎖してのパレードをはじめ、3日間でのべ11会場で踊りを繰り広げる。

 けやき大通りでは、8月2日午後2時半から、昨年大賞だった「紀州天下 華酔組」と金賞だった「紀州龍神」が演舞する。和歌山市内11校の小学生200人でつくるキッズ連は、7月26日午後4時54分にマリーナシティ、8月2日午後4時にけやき大通りで元気いっぱいに踊る。

 このほか、地元の飲食店32店が模擬店を出す「よっちゃげて旬店街」が和歌山城砂の丸広場に登場。西の丸広場では、鳴子づくり体験や衣装試着、踊りの講習など踊り子気分が味わえる。開催会場と日時は左記参照。  同プロジェクト(073・426・4424)。

 なお、紀州おどりは8月1日午後4時50分、けやき大通りの六番丁交差点からスタート。57連、6100人が『ぶんだら節』と同曲を現代風にアレンジした『ぶんだら21』を踊る。和歌山城西の丸広場では輪踊りと縁日横丁がある。

写真=昨年は雨の中、躍動感あふれる演舞を披露した

(ニュース和歌山2015年7月25日号掲載)