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 和歌山県内の若手農家60人が集結し、農産品を販売する軽トラ市「うるおいフェス」が8月2日(日)、紀の川市中井阪の「はまだ」で初めて開かれる。実行委の1人で、同市で低農薬、無農薬の野菜や果物を栽培するグリーン・ジャンクション営業部長の木村公泰さんは「元気いっぱいの農家が愛情込めて育てた自慢の作物を並べます。地元で採れた旬のおいしさを味わって」と話している。

 「地元の農家が団結し、和歌山の農業の発信力を高めよう」とグリーン・ジャンクションが県内の若手農家に呼びかけ開催。紀ノ川農協青年部を中心につくる「かえるのマルシェ」や、紀の川流域で有機栽培に取り組む「紀州農レンジャー」など5グループ60人が集まり、2月から話し合いを重ねてきた。

 当日は軽トラ35台を並べ、夏野菜や桃を販売するほか、石窯ピザ、焼きとうもろこし、焼きタマネギの屋台を出す。また、農家がディスク・ジョッキーをして盛り上げる盆踊りを行う。  今後はメンバーを増やしながら、定期開催する予定。木村さんは「農家がお客様と顔を合わせ、おいしい食べ方や食べごろを説明しながら直接販売するのが軽トラ市のおもしろさ。地元の農家との交流を楽しんでほしい」と笑顔を見せる。

 午後4時~9時。マイバッグ持参。段ボールか古紙10㌔以上持参で野菜と交換できる。1人1回。詳細は「うるおいフェス」フェイスブック。

(ニュース和歌山2015年8月1日号掲載)