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 和歌山市の磯の浦海水浴場に18日、カフェ「グリュック」がオープンした。和歌山県などが進める「ISOCO(イソコ)プロジェクト」に添ったもので、関係者は「磯の浦の魅力を存分に感じてもれれば」と話している。

 和歌山県や和歌山市などは、磯の浦を関西屈指のレジャースポットに育て、年間を通じて楽しめる地域にする「イソコプロジェクト」を推進している。磯の浦海水浴場管理運営委員会はこの一環として監視塔などに使っていた2階建ての建物を改築。1階を観光案内所とライフセーバーの詰め所にし、2階にカフェを新設した。

 店名「グリュック」はドイツ語で幸福の意味。店舗は、木をふんだんに使った内装と、海水浴場がパノラマのように見渡せる大きな窓が特徴で、同委員会の杉本慶蔵会長は「10月になると、夕日が海に沈む、美しい景色を見ることができます。1年間を通じて楽しんでほしい」。

 コーヒーと軽食類が主で、6月〜9月は午前9時〜午後7時。これ以外は午前10時〜午後5時。木曜定休。店を切り盛りする細川みゆきさんは「年代を問わずゆっくりとくつろいでほしいです」と望む。

 水着での入店不可。カフェ利用者は同委員会運営の駐車場2時間無料。同委員会(073・452・2737)。

(ニュース和歌山2015年8月22日号掲載)