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 和歌山市は、京橋プロムナードと内川の遊歩道600㍍を5万球のイルミネーションで幻想的に彩り、京橋周辺でグルメや買い物を楽しむ「まちなか河岸」を企画した。市商工振興課の榎本和弘さんは「この辺りはかつて市民の台所だった場所。江戸時代にタイムスリップしたような活気になれば」と話している。

 メーンは、市営京橋駐車場に9月25日(金)~10月1日(木)に登場する「にぎわい横丁」だ。江戸時代の町家を模した屋台村に、ご当地グルメ25店がそろう。

 和歌山ラーメンや海産物の浜焼き、熊野牛、ジビエ料理ほか特産品を使った人気店のメニューがずらり。9月26日(土)と9月27日(日)午後5時以降限定で、黒潮市場が近大マグロの刺身とにぎりを販売する。にぎわい横丁会期中は市堀川に提灯を付けた船を係留させ、河岸の雰囲気を演出する。

 酒蔵7社が一堂に会する地酒コーナーや、グリーンソフト、金山寺味噌などの販売ブース、提灯絵付けや金魚すくい、大道芸の日替わりイベントも。午後5時(土日は午前11時)〜午後9時。イルミネーションは10月1日まで、午後5時〜11時。

 このほか、ぶらくり丁と駿河町~福町周辺の空き店舗9ヵ所を会場に、31組が〝お試し〟出店するイベント「マチドリ」が9月26日と9月27日にある。店舗を持たずインターネットやイベントで販売する人に店づくりを体験してもらい、まちなかでの将来的な開業につなげる。

 手作りアクセサリーやスイーツ販売、ブックカフェなどが出店。両日午前11時〜午後7時。市商工振興課(073・435・1233)。 

写真=にぎわい横丁のイメージ

(ニュース和歌山2015年9月12日号掲載)