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 海外の同世代の小学生とふれあい、国際感覚を養おうと、和歌山市広瀬中ノ丁の広瀬小学校で9月24日、5年生29人がインターネットを使い、オーストラリアの小学生と生中継で交流した。

 通信相手は、時差が1時間のオーストラリア・パースにあるセントジュード・カソリック学園の6年生21人。互いに教諭が教室の様子をモニターに映し、手を振ったり「ハロー」と英語であいさつし合った(写真)

 広瀬小の児童が1人ずつ、名前とともに「アイ・ライク・バスケットボール」「アイ・ライク・ウォーターメロン」と、好きな物を描いた紙を見せながら自己紹介した後、全員で元気よくソーラン節の踊りを披露。オーストラリアの子どもたちは拍手を送り、歌とダンスでお返しした。

 回線が安定せず、途切れながらも30分間ほどのコミュニケーションを楽しんだ。松尾杏果(ももか)ちゃんは「今日に向けて英語で話す練習をした。通信が中断しても、向こうの子が一生懸命踊ってくれたのがうれしかった」、秋月那柚(なゆ)ちゃんは「いつか海外に行き、直接話してみたい」と喜んでいた。

(ニュース和歌山2015年10月3日号掲載)