木々の葉が色づき、秋の行楽シーズン真っ盛り。今回は〝食〞にまつわる2つのイベントに注目し
ました。

ほのぼのスイーツフェスタ 県内7店が集結 緑花センターで初開催

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 秋の花を楽しみながら、スイーツいかが? 色とりどりの花が咲く県植物公園緑花センター(岩出市東坂本)を会場に、「ほのぼのスイーツフェスタ」が11月22日(日)に開かれる。主催はイベントの企画、運営を手掛ける任意団体、ギーファクトリー。高橋義一代表は「無類のスイーツ好きな僕が自信をもってオススメする店だけを選びました。お店は和歌山ばかり。この企画を通じ、地域の活性化に少しでもつながれば」と意気込む。
 出展するのは、リュミエール・デ・ラァムール(クレープ)、藤桃庵(ジェラート)、カフェ日和(シフォンケーキ)、紫香庵(和菓子)、ブーランジェリー・フルリール(パン)、アンブローシア(洋菓子)、綿菓子屋きりんの県内7店。アンブローシアはチョコタルトにいちごやオレンジ、バウムクーヘンなどをのせたフェスタ限定菓子(写真下)を、藤桃庵は桃、みかんほか地元産果物を使ったジェラートに加え、新メニューのホットチョコレートを初披露する。

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 ステージ企画もウクレレ弾き語り、よさこい踊り、ベリーダンスなど多彩。このほか、フリーマーケットに手作り市、占い、似顔絵、フェイスペイントコーナーと盛りだくさんな内容だ。

 午前9時~午後4時。雨の場合は翌23日(月)に順延。入場料250円、小中学生100円。「ほのぼのスイーツフェスタ」フェイスブック。

写真上=フルリールはスイーツブレッドを中心に

 


食祭 〝うまいもん〟一堂に クエ料理コンテストも

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 ラーメンや寿司など〝和歌山のうまいもん〟が集まる「食祭」が11月23日(月)午前10時~午後4時、和歌山城砂の丸広場で開かれる。12回目の今年も、恒例のグルメ対決に注目だ。

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 地元ホテルや飲食店の料理人が、県産食材を使った創作料理で腕を競う。これまで、「鯛どんぶり」「特製鯛ラーメン」「さざえの鷹の巣焼き」「周参見産の猪豚を南部の梅酒で漬込んだ柔らか煮茸を添えて」が「和歌山の味匠(たくみ)」に輝いた。

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 昨年までは県産であれば食材は自由だったが、今年はテーマをクエに設定。和歌山市内5店が「クエと足赤海老の熊野米リゾット」「くえ豊年蒸」「クエのブイヤベース」「九絵利休飯」「クエとみかんの照り焼き丼」を調理し、各300食限定、500円で販売する(整理券は午前10時半と午後1時に配布)。審査員がグランプリを決め、選ばれた料理は後日、市内協賛店のメニューに加わる。

 また、市内の約30店が並ぶ「うまいもん市」では、過去の味匠メニューに加え、旧丸正のたこ焼き、めはり寿司、熊野牛焼き肉などが味わえるほか、地元産の野菜や果物の販売もある。

 西の丸ではウインズミニライブなどがある和歌山放送による「ラジオまつり」、二の丸ではよさこい踊りの「おどるんや秋祭り」。ロイネットホテルでは、からあげやメンチカツ、クレープなどの移動販売車が集まる。

 荒天中止。市〝食〟のイベント実行委(073・435・1234、市観光課内)。

 写真上=味匠メニューは行列ができる人気/=鯛どんぶり/=鯛ラーメン
(ニュース和歌山2015年11月7日号掲載)