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 全国のご当地アイドルやグラビアアイドルが集まるガールズ演劇集団「アリスインプロジェクト」の和歌山初公演「魔銃ドナー」が11月28日(土)と29日(日)、マリーナシティのFun×Fam劇場で開かれる。同劇場を拠点に活動するアイドルグループ、Fun×Famの笠松実夕さん(写真左)と池田胡桃さん(同右)も出演。2人は「アイドルとは異なる新しい自分たちを地元の人たちにみてほしい」と望む。

 同プロジェクトスタッフ、鈴木正博さんが和歌山出身であることから実現。2人は2月に大阪で上演された「アリスインデッドリースクール」にも出演し、今回も18日に始まる大阪公演から舞台に立つ。

 人類を同族化しようとする吸血鬼の彼岸子(かのこ)と、それを阻止しようと自らの血液を銃に込めて撃つ神酒(みき)。それぞれ思いをかけ戦う少女たちの運命は──。

 笠松さんは神酒の妹、玉串を、池田さんは神酒の仲間、秋津ゆららを演じる。笠松さんは「表情や言葉で感情を伝える点で歌と芝居は同じ。積極的な性格の自分とは真逆の玉串ですが、頑張ります」、池田さんは「剣や銃を使ったアクションやたてが見どころです」。

 Fun×Famをプロデュースする堀内孝治さんは「昔から女優を志していた2人。ライブは間もなく500回を数え、舞台慣れも十分。存分に学んで未来への糧にしてほしい」とエールを贈る。

 各日正午と午後6時(29日は5時)の2回。S席5500円、A席4500円。チケットなど詳細は同プロジェクトHP。➡抽選でペア5組を招待。詳細はニュース和歌山2015年11月14日号紙面をご覧下さい。

(ニュース和歌山2015年11月14日号掲載)