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 和歌山商業高校(和歌山市砂山南)情報コースの3年生47人が、インターネットのショッピングモール「楽天市場」で県産みかんとみかんジュースを販売している。楽天の社員から月1回、インターネットビジネスの手法を学ぶ授業「楽天IT学校」の一環。

 授業は5月に始まり、販売戦略の立て方やホームページの作り方を学び、10月にみかん農家を取材した。おいしさの秘けつと生産者の思いをアピールする販売ページを6グループに分かれて作成。10月末に楽天市場で公開した。

 11月19日の授業では、各グループの販売実績が発表され、売上がゼロだったグループがあった一方、1万円売ったグループも。3年の島咲さんは「より売れるために、写真を増やしたほうがよいと教えてもらった。ネットショップの裏側が知れて勉強になります」と目を輝かせていた。

 販売ページは12月下旬まで公開(http://item.rakuten.co.jp/bunza/c/0000000952)。
(ニュース和歌山2015年11月28日号掲載)