和歌山石油精製 チューリップ植え亀池公園花の園に

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 和歌山石油精製(海南市藤白)は同市阪井の亀池公園にチューリップの球根を植えた(写真)。

 同社は社会貢献活動の一環として2007年に亀池公園に球根用の花壇を設置し、クロッカスや水仙、フリージアなど15種類の球根3万個を植えた。以来、毎年11月にチューリップの球根を新たに加えている。4月から5月になると、付近を散歩する人から「見たこともない種類のチューリップがあり、とてもきれい」と喜びの声が寄せられている。08年には取り組みに県の環境大賞特別賞が贈られた。

 2015年は11月28日に社員やOBら160人が集合した。公園の斜面20㍍にわたり多数の球根が植えられている「混植球根園」と道沿いの花壇「チューリップ園」の2ヵ所を清掃。手分けしてチューリップ16品種の球根約9500個を植えていった。同社は「桜が終わったころが見ごろです。散策しながら、美しい花を楽しんでほしいです」と望んでいる。

 

和歌山青年会議所 清掃活動通じ日韓の友情を

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 和歌山青年会議所は11月28日、韓国議政府青年会議所メンバーとJR和歌山駅周辺を掃除した(写真)。両会議所は42年前から交流しており、民間での友好関係ができていることをメンバー以外の人にも広く知ってもらおうと、初めてまちの清掃活動をした。

 韓国は19人、和歌山は30人が参加。国体道路とけやき大通りを歩き、ゴミを集めた。和歌山青年会議所国際交流委員会の井川惇委員長は「規模の大きな活動ではないけれど、韓国の方も熱心にしてくれた。初めての共同での作業で、より深い友情が育まれた」と話していた。

(ニュース和歌山2015年12月19日号掲載)