現役のプロサッカー選手が直接指導するサッカー教室「初蹴(はつげり)」が1月5日(火)午前10時、和歌山市内原の浜宮小学校で開かれる。主催は同市出身の元Jリーガー、松尾直人さんが代表を務めるキックオフ実行委員会。

 プロの技術や人間性を肌で感じてもらおうと開いた今年1月の第1回教室には小学生60人が参加。「選手を見た時の子どもたちの目が印象的でした。サッカー経験のない子がその後やり始めるなど、現役選手の影響の大きさに感心しました」

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 今回はJリーグ、アルビレックス新潟で10年間プレーし、現在はフィンランド1部リーグの強豪、HJKヘルシンキでエースナンバー10を背負う田中亜土夢(あとむ)選手らが指導に当たる。最後にサイン会もある。松尾さんは「この教室がサッカーに興味を持ったり、プロを目指すという明確な夢を持ったり、またサッカーだけではない、いろいろなことに挑戦するきっかけになれば」と願う。

 小学3~6年対象。無料。申し込みはHP(http://www.kickoffevent.info)から。1月3日締め切りだが、先着60人。なお、教室の運営費などを寄付してくれるサポーターも募集中。
写真=プロ選手の指導を受け練習(今年1月の第1回)

(ニュース和歌山2015年12月26日号掲載)