高齢化が進み耕作放棄地が増える農業と、働く場を求める障害者をつなぐため、県は5日、初の「農福連携研修会」を県民文化会館で開催。県内の福祉施設職員ら約30人が参加した。

20161012_nofuku 日本基金でノウフクプロジェクトを担当する林正剛さんが、農業、障害者を取り巻く状況を紹介。事例紹介では、和歌山市のはぐるま共同作業所、和の杜(もり)が農家から委託を受け、みかん、桃をジャムやクッキーに加工していることを取り上げた。

 また、滋賀で障害者の就労を支援する縁活おもやの杉田健一所長は、自然栽培について話し、「連携では、自らの得意、苦手分野を理解した上で取り組むことが大切」とアドバイスした。

 和の杜の大中一施設長は「うちは大豆を納豆やきな粉にするノウハウがあり、6年前から製品化している。国の施策もあり、本格的に生かせる」と期待を寄せていた。

(ニュース和歌山2016年10月12日号)