定年後も生きがいをもって働く人をサポートしようと、和歌山県シルバー人材センター連合会が60歳以上対象に技能講習会を開いている。介護、育児支援、調理補助、家事サポートなどをテーマに県内12ヵ所で来年1月まで実施。同連合会は「外へ出て社会とのつながりを感じ、地域で活躍するきっかけに活用してほしい」と呼びかけている。

2016101504_ryouri 企業や家庭からの臨時的な仕事を受託し、60歳以上の会員に提供するシルバー人材センター。会員は現在、県内で4506人おり、草刈りや一人暮らしの高齢者宅での手伝いなど様々な仕事をこなす。

  講習会は育児や介護といった人材不足の分野で活躍できる人を増やそうと、昨年度から実施。会員となり、派遣就業を目指すのが条件で、昨年度は240人が受け、受講者からは「今まで経験したことのない仕事で、知らない世界を学べた」と好評だった。

 10月4~6日に和歌山市で行った「高齢者向け調理補助講習」には15人が参加した。管理栄養士からバランスのとれた食事、飲み込みに障害のある高齢者が食べやすい料理の作り方や食事補助の方法を学んだ。

 参加した82歳男性は「味付けや包丁使いなどとても参考になった。仕事でも家庭でも使えそうです」。68歳女性は「冷蔵庫にある物で栄養を考えて手早く作る方法が勉強になった。高齢者のお宅で買い物や調理を手伝う業務もあるので、生かしていきたい」と笑顔を見せていた。

 今後の講習など詳細は同連合会(073・435・5515)。

写真=参加者から笑顔がこぼれる調理実習の講習会

 

(ニュース和歌山2016年10月15日掲載)