日本郵便近畿支社はオリジナルフレーム切手「戦国時代の鉄砲2016101507_saika集団~雑賀衆と雑賀孫一」を9月30日に発売した。

 戦国時代、現在の南海和歌山市駅前地区に本拠地を構え、戦国屈指の鉄砲衆を率いた孫市。切手は孫市のイラストをはじめ、本願寺鷺森別院、蓮乗寺、矢宮神社などゆかりの地、雑賀衆がかぶった雑賀鉢と呼ばれる鉄兜(かぶと)のほか、市民グループ「孫市の会」による鉄砲演武の写真が収まっている。

 甲冑(かっちゅう)姿で切手に登場する同会の森下幸生会長は「今年は真田幸村や徳川吉宗の将軍就任300年と話題になっているが、切手を使ってもらい、雑賀衆もいっそう広まれば」と願う。

 82円切手10枚セットで1300円。1050セット限定。和歌山市内全郵便局で取り扱い。

(ニュース和歌山2016年10月15日号掲載)