紀の川市の演歌歌手、宮本静さんと白浜町のテノール歌手、湯川和幸さんが11月、期間限定の男女ボーカルユニット「海×湯(シーユー)」を発足させた。宮本さんは「初めての男女ユニットですが、息の合ったハーモニーが好評です」と話している。

2016111911_uta 宮本さんは2010年に『あんたの済州島へ』でCDデビュー後、『黒江からころ為の女』『我が名は青洲』など和歌山にちなんだ曲を発表し、昨年はユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たした。

 湯川さんは国立音楽大学声楽科卒業で、白浜を拠点に活動。今回は来年春に発売する宮本さんの新曲を湯川さんが作曲したのをきっかけに、ユニットを結成した。和歌山の海と温泉にちなんで「海×湯」と名付けた。

 現在は県内外5ヵ所を回るツアー中。徳永英明が女性ボーカルの曲をカバーし大ヒットしたアルバム『VOCALIST』シリーズの中から選曲し、『ハナミズキ』や『なごり雪』など邦楽の名曲を、湯川さんのピアノにのせて2人で力強く歌い上げる。  ライブは26日(土)正午、紀美野町菅沢のかじか荘。弁当付き3500円。LURUミュージック(073・457・1022)。

写真=ユニットを結成した宮本さん(右)と湯川さん

(ニュース和歌山2016年11月19日号掲載)