県が交流ページ開設

 12月の地球温暖化防止月間に合わせ、県は11月、インターネットの交流サイト上に「エコの和」を立ち上げた。家庭からの二酸化炭素排出量を抑える実践例などを発信する。県環境生活総務課は「地球温暖化は普段の生活で排出される二酸化炭素が一因で、だれもが関係している。一人ひとりの実践と積み重ねが防止につながります」と呼びかける。

032 2020年以降の地球温暖化対策の枠組みを定めたパリ協定が昨年12月、気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で採択された。日本は温室効果ガスの削減目標を30年度までに13年度比で26%減を掲げる。

 県はこの動きに合わせ30年度までに20%、408万㌧の二酸化炭素排出削減をめざす。これまで、節電やエコ活動を推進してきたが、県内の家庭から排出される温室効果ガスは1990年から2013年の間に75%増加した。産業、運輸部門などあらゆる分野の中で最も増加率が高く、同課は「省エネ技術が進む一方で、パソコンやトイレの温水便座など家電の多様化と普及が原因では」とみている。

 エコの和は、交流サイトのフェイスブックと、画像共有サービスのインスタグラムで開設した。「ふんわりアクセルでエコドライブ」「輸送時に発生する温室効果ガスを抑えるため、地元食材を積極的に食べる」など、家庭でできる工夫や行動を、文字や写真で市民に投稿してもらい、生活者目線でのエコ実践の浸透を図る。

 同課は「寒くなる季節は家族で集まり、こたつでみかんを楽しむ和歌山らしいウォームシェアがおすすめ。日常の小さな選択の繰り返しが環境保全への第一歩です」と話している。

写真=フェイスブックとインスタグラムで開設した「エコの和」

(ニュース和歌山2016年12月3日号)