2017020406_hatarakikata 仕事と生き方を見つめ直すトークイベント「自分らしい働き方をしよう。」が1月28日、和歌山市で開かれ、会社員や主婦ら30人が仕事を通して得た体験を語り合った。和歌山県の男女共同参画事業で、仕事を取り巻く環境が変化する中、初めて働き方をテーマにした。

  最初に、「自分らしい働き方」の実践者が経験を紹介。キャリアコンサルタントの正田順子さんは、転職を繰り返した後、「自分に向き合うと決めたことが人生最大の転機だった」と話した。

  続いて、参加者がグループに分かれて意見交換した。障害者支援施設で働く塚田恵佑さんは「他人の価値観で動くのではなく、自分に素直になったことで、うまくいかないことがあっても今は楽しさが勝るようになった」、松永久視子さんは「最初に勤めた会社が、何に向いているかを考えて私を配置してくれた。その後、いくつか仕事をしたからこそ、自分の価値観が分かってきました」と振り返った。正田さんは「大事にしたいものは何かをしっかり考えることが重要です」と強調した。 

写真=グループに分かれて体験を話し合った

(ニュース和歌山より。2017年2月4日更新)