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 「紀州海南ひなめぐり」開催中の海南市。150ヵ所近くある会場の一つ、大野中の春日神社はオリジナルの紙製おひなさまを配付している。

 三上秀信宮司の発案で、顔の部分が空白になっているのが特徴だ。「子どもたちが自由に描けるようにと考えました。おひなさまがない家もあると聞きますが、伝統文化継承の一助になればうれしい」。配付は3月3日までだが、先着300セット。

 拝殿には七段飾りのほか、地域の人から寄贈されたおひなさまが飾られている。また、桃の節句に合わせ、果実型の容器に入った「桃みくじ」を3月15日(水)まで取り扱い。同神社(073・483・7547)。

(ニュース和歌山より。2017年2月25日更新)