紀の川市の演歌歌手、宮本静さんが7枚目のCDを4月7日(金)に発売する。女歌の『田辺コーライお笠祭り』、男歌の『男節』、ポップス調の『伏虎城のはやぶさ』の3曲で、「様々な曲を歌い演歌を広めたい」と話す。

 2010年に『あんたの済州島へ』で歌手活動を始め、和歌山にちなんだ曲を発表し続ける宮本さん。15年には華岡青洲がテーマの『我が名は青洲』でメジャーデビューを果たした。

 今作は趣の全く異なる3曲。田辺市の夏祭りがテーマの『田辺コーライお笠祭り』は実話を元にした切ない夏の恋を女心を込めて歌い、レコーディングは昨年、世界遺産に追加登録された闘鶏神社で行った。『男節』は新沼謙治『ヘッドライト』や増位山太志郎『そんな女のひとりごと』を手がけた徳久広司が作詞作曲。和歌山城がテーマの『伏虎城のはやぶさ』は夫婦愛をさわやかに歌うポップバラードだ。

 1500円。新曲発表会は次の通り。

4月9日(日)午後2時、和歌山市本町のフォルテワジマ4階。無料。LURU MUSIC(073・457・1011)。

(ニュース和歌山より。2017年3月25日更新)