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ぶらくり丁にあるコミュニティランチ「和」(なごみ)で働き始めたのは昨秋です。「和」を知ったのは昨年(2006年)8月30日のニュース和歌山の記事「みんなで一つの弁当を」でした。ひきこもりや不登校青年に就労体験を提供するお弁当屋さんができると知り、代表の大江隆之さんに連絡しました。私は長期間、家にいました。お弁当屋さんの面接の後、「一緒にやっていきましょう」ということになったのですが、「できるのかなあ」と不安が大きかったです。 最初は仲間と掃除をしました。そのうちにみんなと一緒に掃除をするのが楽しくなってきて、お弁当の盛りつけを担当するようになりました。時間がかかりましたが、どうすれば早くきれいにできるか考えながら動くことを教わりました。早くきれいにだけじゃなく、お客さんの目線、気持ちを考え調理することの大切さを大江さんたちの仕事をする姿をみて学ぶことができました。お弁当ではエビフライ、唐揚げ、和食弁当がおいしいです。 分からないことを質問すると、大江さんは忙しいにもかかわらず、丁寧に教えてくれ、間違っていることでも、どこが間違っているか理由を説明してくれます。 今は午前10時から正午まで働いています。一度、仕事の時間をのばしましたが、それで辛くなりました。しかし、私が「これだけしかできない」と思ってしまいがちだったのに「ここに来るだけで十分。これだけできた、と考えて」と言ってもらえ、気分が楽になりました。人に会い、話を聞く機会が増え、いろんな視点からものを見ることを知り、自分の考え方、捉え方を見直していくことが必要だと思いました。家にいる時は長く感じられた時間が今は短く感じられます。 正直、ここまで続けられるとは思っていませんでした。なのに半年間、来ることができてうれしいです。今、「和」は自分にとって欠かせない場所になっています。多くの人に助けてもらったおかげです。みなさんに出会うことができ、楽しく話せて、いろいろ学び、気づくことができ本当に感謝しいます。 (和歌山市 匿名希望) 写真=常連さんもたくさん |
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