平成諸君!
音楽アカデミーに挑戦
プロの演奏家めざす
西本彩友美さん(13)
            
 フランスからトップクラスの指導者を招く「京都フランス音楽アカデミー」。3月21日から開かれる同アカデミーに最年少で挑戦する。全国から集まる約100人の奏者と共に学ぶ機会に「指導内容や他の奏者がまだわからないので不安も大きいですが、一緒に練習したり話す中でたくさんのことを学びたい」と胸を膨らませる。
 ヴァイオリンを趣味で習っていた母の姿を見て、幼心に好奇心を抱いた。5歳から習い始め、母のピアノ伴奏に合わせて練習に励んだ。小学5年の時には和歌山音楽コンクールで入賞。他の参加者の演奏と聞き比べた。
 毎週末は大阪の教室に通う。音楽理論を学んだりメロディの聴き取りなど技術指導を受ける。教室のメンバーで毎年出演するオーケストラが何よりの楽しみ。「他の楽器と音を合わせるのが楽しいし、音色が重なるときれいな音になる」と魅力を語る。
 当面の課題は曲にストーリーを持たせること。「曲に合った自分なりの物語を作るのが苦手。メロディに抑揚や統一感を持たせるためにも、色々な経験を積んでストーリーを考える材料にしたい」
 アカデミーは音楽の道を志す13歳以上の奏者が参加し、約2週間、フランスから招いた講師に指導を仰ぐ。「優秀演奏者に選ばれて東京のコンサートに出演したい」。プロ奏者をめざし、アカデミーでの経験を糧にさらなる飛躍を誓う。

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和歌山で輝き始めた平成生まれの“キラ星”を土曜号で紹介します。

ニュース和歌山2010年3月13日号掲載