可能性広げる一年に

 12歳で人気ファッション雑誌のモデルとしてデビューして以降、ドラマに映画、情報番組と多方面で活躍する和歌山市出身の女優、岡本玲さん(22)。2011年からは県のわかやまパンダ大使を務め、和歌山の魅力を全国に伝えています。昨年は和歌山市文化奨励賞を受賞し、より飛躍が期待される岡本さんに、故郷への思いや、今年の抱負を聞きました。   (文中敬称略)

紀ら星 womman
新春特別版
女 優
岡本 玲さん
写真

岡本玲(おかもと・れい)…1991年、和歌山市生まれ。12歳でファッション雑誌「ニコラ」の専属モデルに。昨年はドラマ「純と愛」「救命病棟24時」「名もなき毒」などに出演。今春には映画『L♥DK』の公開が控える。ヒロインを務めるスペシャルドラマ「花園オールドボーイ」は、NHK総合で1月10日(金)午後8時〜。

育った環境に感謝

──パンダ大使に任命され2年、和歌山にちなんだ仕事が増えました。

岡本 昨年の11月は2週間に一度は帰っていたんじゃないかな? 和歌山に住んでいたのは15歳までで、そんなに県内を観光したことはなかったんです。パンダ大使になってから、熊野古道や高野山にふれ、「地元にこんな神秘的な場所があったんだ」と驚きました。恵まれた環境に育ててもらったことに感謝しています。

──特に印象的だった場所は。

岡本 本宮大社から見た山の風景は、霧がかかっていて、眺めていると何だかすごく心が落ち着きました。高校時代、家族で行った龍神温泉も思い出深いです。

──では、身近な思い出の場所やお気に入りの味はありますか。

岡本 てんかけラーメンが大好きで、和歌山に帰るとグリーンコーナーは必ず行きます。中学時代は毎日のように放課後に和歌山駅に行き、VIVOで友だちとしゃべっていましたね。

──東京での和歌山PRイベントにも出演されています。

岡本 皆さん本当に和歌山に行ったことがないし、アドベンチャーワールドにパンダが5頭いることも知らない。周りの友だちにも「熊野古道行った方がいいよ」とか勧めてるんです。ゆったりした時間が流れる、沖縄みたいな「和歌山時間」ってあると思います。

駆け抜けた10年間

──モデルとしてデビューし、10年が過ぎました。

岡本 15歳で上京したばかりのころはホームシックになり、「結果出さな帰られへん」と思っていました。関西弁もコンプレックスで…。けれど今は、それが私の武器になり、お芝居や関西でのリポートにも生かせるようになりました。

──多忙な日々を送っていますが、リラックス法は。

岡本 この間、実家から書道道具を送ってもらったんです。高野山でいただいた粉のお香を手に付けて、自宅で写経をしています。茶道や日本舞踊など、日本の文化に興味を持つようになりました。

──今春に大学卒業を控えています。

岡本 今はまさにラストスパート。頑張って通っています。いよいよこれからは仕事一本。気を引き締めて、〝求められる人〟になりたいと思っています。

──ずばり2014年を一文字で表すと?

岡本 ……簡単な文字ですけど「広」。視野、能力、人との交流を広げる。カメラの前で両手を広げて、自分をさらけだしたい、そんな気持ちです。

いい所 周りに伝えて

──今後も和歌山をアピールする機会が増えそうです。

岡本 和歌山には素敵な所がいっぱいある。謙そんしないで、もっと自信を持ってほしい。特に若い人は県外に出たがり、人口が減少していると聞きます。一度出るのはもちろんいいですが、そこで和歌山のいい所を周りに伝えてほしい。私も盛り上げていきたいです!

ニュース和歌山2014年1月4日号掲載

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