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2012年1月25日号より
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Q 金環日食を観察しようと思います。注意点を教えてください。
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A 2年半前の平成21年7月22日には、日本で46年ぶりに皆既日食が観察できるはずでした。しかし、当日の和歌山はあいにく曇り空で、実際に太陽が欠ける様子を観察することはできませんでした。
さて、今年5月21日の朝、和歌山を含む日本の太平洋側の広い地域で金環日食が見られます。金環日食とは、月が太陽の前を横切るとき、月に隠れた太陽が、月の回りにリング状に見える天体現象です。和歌山市では、食の最大は朝7時29分ごろとされています。私も今度こそ、直接自分の目で確かめてみたいと楽しみにしています。
観察で注意していただきたいのは、前回の皆既日食の時と同様、決して太陽を長時間見つめないこと。肉眼で見続けると網膜がやけどし、視力低下や失明の恐れがあります。目を守るためには、観察に適した特殊な遮光フィルターを装着した専用メガネの使用をおすすめします。以前に準備したものが破損していなければ、使うことができます。また、金環日食に関する本の中には観察メガネが付いているものもありますから、購入してもよいでしょう。
くれぐれも安全に注意して、またとない天体ショーを楽しんでください。どうぞ当日が好天になりますように。 |
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Q 冬になるといぼ痔が悪くなります。いい対策はありませんか?
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A 寒くなるとおしりの調子が悪くなる方は多いです。夏に比べて水分の摂取が少なくなる上、血のめぐりが悪くなっておしりの血流が悪くなるため、便秘やいぼ痔がひどくなるようです。
対策としては、まず、体が冷えない温かな服を着用します。カイロを使うのも効果的です。入浴は湯船にゆったりつかり、積極的に水分を取るように心がけましょう。ヨーグルトやオリゴ糖、食物繊維の多い煮野菜などを試してみるのもいいようです。
さらに、「少し悪くなってきたな」と思ったら、早めに医療機関を受診してください。病院で処方される酸化マグネシウムなどの便をやわらかくするお薬や、注入軟膏を使用し始めることが重要です。注入軟膏は、長期に使用する場合は、ステロイドの入っていないものが望ましいでしょう。
一方、トイレの後でいぼ痔を指で押し戻すのが当たり前の習慣になってしまっている方は、お薬による治療での完治は難しいため、手術という選択肢も視野に入ります。初期の段階では、中のいぼ痔に注射をする治療法が可能ですが、ある程度進んだ状態のいぼ痔は、切除による治療が必要です。まずは、医師にご相談ください。 |
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Q 80歳男性です。血圧が高いと言われました。治療は必要ですか。
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回答者
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◆循環器内科
みなかた
クリニック
南方 常夫院長
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A 高齢者の高血圧治療に関するご質問ですね。
日本の2009年高血圧治療ガイドラインでは、降圧目標を若年・中年者で130/85MH未満、高齢者で140/90MH未満、さらに糖尿病や腎障害、心筋梗塞の既往のある方で130/80MH未満と定めています。しかし、75歳以上の高齢者は急激な降圧が危険を伴うことがあり、収縮期血圧が160MH以上の場合、150MHを中間目標として、段階的かつゆるやかに血圧を下げることが推奨されています。
ところで、2008年4月に実施された、80歳以上の高齢者を対象とした降圧治療の有用性を調査する大規模臨床試験(HYVET)において、興味深い結果が報告されました。この調査では、降圧治療を継続することで脳卒中が30%、心不全が64%、死亡が21%減少するなど、主要な項目でリスクの低下が確認されています。さらにこの試験結果をふまえ、高齢者高血圧では、収縮期血圧の降圧目標値を150MHに、拡張期血圧を80MH未満とすることが提唱されました。今後、ガイドラインが変更される可能性もあります。
なお、治療方法はご本人の既往なども考慮する必要があります。主治医とよくご相談されることをおすすめします。 |
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Q 肛門の周辺がただれて硬くなり、膿もたくさん出てきました。
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回答者
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◆大腸肛門外科
・消化器外科
福外科病院
大腸肛門病専門医
消化器内視鏡専門医
福 昭人副院長
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A 肛門周囲から臀部にかけて排膿する傷が多数あり、一見、痔ろう(肛門病変による化膿性疾患)のような病気に「膿皮症」があります。特徴は、病変が及んでいる部分の色素沈着や、凹凸を伴うしこり・ひきつれなど。膿の管(瘻管)が皮下の浅いところを走り、肛門とつながりがない点から、痔ろうと区別することができます。
原因は、皮膚を不潔にしていたことなどによるアポクリン汗腺の導管の閉塞で、細菌感染を生じて発症します。また、アレルギー反応による毛穴の閉塞でも発症する場合があります。なお、肛門部膿皮症の患者さんはほとんどが男性で、約60%の人が痔ろうを合併しています。
治療は、病変が狭い初期では抗菌剤で治癒できることもありますが、広範囲になると手術が必要です。膿の出る管をすべて切除しないと根治しません。大腸肛門病専門医に相談する必要があります。 |
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問い合わせ電話番号
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| 吉村眼科 |
073-432-0314 |
| 楽健康友の会(奥本医院) |
073-455-0709 |
| みなかたクリニック |
073-445-1147 |
| 福外科病院 |
073-445-3101 |
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※ニュース和歌山本紙での、次回掲載は2012年2月25日土曜日の予定です。お楽しみに!
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