16言語 翻訳対応
和歌山市岡山丁にある陸奥宗光像の解説板が新調された=写真。
和歌山市出身の陸奥は幕末から明治にかけて外交官として活躍。1894年、イギリスとの不平等条約を改正し、日英通商航海条約を締結。さらに欧米15ヵ国とも不平等条約を改め、国家主権を取り戻すことに大きく貢献した。銅像は1971年に市民や企業の寄付で建立。解説板は2003年に設置されていたが、木製で老朽化していた。
新しい解説板はステンレス製で、左側には陸奥の年譜を、右側には功績を文章で示し、子どもにも親しんでもらえるよう読み仮名を振った。また、添えられたQRコードを読み込めば、16言語に翻訳した説明文を読める。
同市和歌山城整備企画課は「これを機に岡公園に来ていただき、銅像と解説板を近くで見てほしい」と話している。
(ニュース和歌山/2025年10月4日更新)


























