観光ハイヤーサービスを手掛ける相互タクシー(和歌山市松島)は5月28日、岩出市産業振興課職員と語り部を招いて研修を実施した。

 根来寺以外の観光資源を乗客に伝えようと、運転手30人が国重要文化財の旧和歌山県議会議事堂、昨年末にオープンした道の駅と歴史資料館、緑花センターなどの見どころや根来寺の歴史について理解を深めた。また、新特産として注目を浴びる黒あわび茸や、地酒「車坂」の酒粕を使ったフィナンシェといった土産品について学んだ。

 瀧川秀樹常務は「これまで高野山へ行く客の通過地点だった岩出を盛り上げたい」と意気込んでいる。

写真=語り部らの解説に耳を傾けた

(ニュース和歌山/2018年6月9日更新)