7月8日㊐午後3時、和歌山県民文化会館大ホール
 国内外で活躍する指揮者、藤岡幸夫さん(写真上)を招いて送る恒例の夏公演で、今回はジョン・ラターが1990年に作った人気の現代合唱曲『マニフィカト』を団員約90人がホールに響かせる。

 タクトを振るのは18年連続で藤岡さんで、藤岡さんが首席指揮者を務める関西フィルハーモニーが管弦楽を担当。

 1部は昨年、和歌山市文化奨励賞を受賞したヴァイオリニスト、寺下真理子さん(同下)をまじえ、モーツァルトの歌劇『「フィガロの結婚」序曲』、ブルッフ『スコットランド幻想曲作品46』を演奏する。合唱団は2部に登場。聖母マリアの賛歌と言われ、グレゴリオ聖歌の引用や、民謡、ジャズを取り入れ、楽しい旋律やポップなリズムが魅力の『マニフィカト』を歌い上げる。

 S席5500円、A席4500円、学生2000円。県文、和歌山市民会館ほかで取り扱い。県第九合唱団(073・422・4225)。