コレクションの50年
 12月20日㊐まで、和歌山市吹上の県立近代美術館。1963年、和歌山城内に開館した県立美術館が前身で、70年、県民文化会館1階に、近代美術館としては全国5番目にオープンした。コレクション展では約1万3000点の中から同館の歩みに沿って、県出身の川口軌外、石垣栄太郎、保田龍門、浜口陽三らの絵画や版画を展示。520円、大学生300円
 写真=川口軌外作

もうひとつの日本美術史〜近現代版画の名作
 11月23日㊊まで。同館と福島県立美術館のコレクションから田中恭吉、硲伊之助、斎藤清らの版画に焦点を当て、近代から現代までの日本美術史を考える。800円、大学生500円。
 写真=硲伊之助作

 いずれも午前9時半〜午後5時。㊗除く㊊休み。高校生以下と65歳以上は無料。

 

 関連講演会
◎竹久夢二と「月映」=10月4日㊐。井上芳子学芸課長
◎日本の近現代美術を「版画」表現で再考する=11月3日㊋。山野英嗣館長
◎版画のきた道 美術が自分ごとになるとき=22日㊐。植野比佐見学芸員
 各午後2時からで先着60人。同館(073・436・8690)。

(ニュース和歌山/2020年9月26日更新)