160806_china ニュース和歌山は7月28日、カルチャーセミナー「ゼロからの中国語~和歌山大学留学生と文化交流しよう」を和歌山市南中間町の本社セミナールームで開きました。講師に和歌山大学大学院教育学研究科で学ぶ陳芸(チン・イー)さん(24)と魏玉環(ギ・ギョクカン)さん(25)を招き、30~50代の8人が参加しました(写真)。

 前半は中国北部と南部の違いを紹介。「南部は冬でも20度あり、湿度が高く、北部は冬はマイナス30度近くになる」といった気候の違いや、「南部では男女で食事した際、割り勘にするが、北部は男性が全部支払う」など、慣習についてふれました。後半は数字の読み方の後、旅行で使える初歩的な会話に挑戦。参加者は発音に注意しながら、食事の注文、タクシーの乗り方などを想定し練習しました。

 参加した30代女性は「中国語の文章は漢字で意味を理解しやすい反面、発音が難しかった」、40代男性は「数字を覚えられたのがよかった。中国の方の生の声が聞け、仕事の参考になりました」と笑顔。陳さんは「基本のあいさつと数字を覚え、実際に中国に足を運んでほしい。自分たちにとっても、日本語で教えることでとても勉強になりました」と喜んでいました。

(ニュース和歌山2016年8月6日号掲載)