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 和歌山市のピアニスト、宮井愛子さん(写真)の初ソロリサイタルが4月19日(日)午後2時、同市民会館小ホールで開かれる。大学卒業後、和歌山を拠点に活動してきた宮井さんは「ピアノの魅力を一人でも多くの方に伝えたい」と意気込んでいる。

 5歳でピアノを始め、高校時代には県高校ピアノコンクールで1位に。京都市立芸術大学音楽学部卒業後も和歌山市民オペラ協会の公演はじめ、市交響楽団とはピアノコンチェルトで2度共演するなど和歌山で演奏活動を重ね、今月にはFUGA国際音楽コンクールの銀賞に輝いた。

 2012年に紀伊半島災害復興支援のチャリティーコンサートを開き、今回は初のリサイタル。バッハの『インベンション第7番ホ短調』に始まり、モーツァルト、ベートーヴェン、S・プロコフィエフとバロック、古典、ロマン派、近現代とそれぞれの時代を代表する作曲家の作品を時代順に演奏する。

 宮井さんは「一台で様々な曲が自由自在に表現できるのはピアノの素晴らしさ。自分の好きな曲ばかりを選びました。自分なりに精一杯表現します。身近にピアノの生演奏を楽しんでほしい」と目を輝かせる。

 1500円、当日2000円。同館で販売。同館(073・432・1212)。

※抽選でペア5組を招待 締め切り3月25日(水)必着 ニュース和歌山本紙3月21日号11面でご確認下さい

(ニュース和歌山2015年3月21日号掲載)