和歌山発の音楽フェスティバル「紀州ロックインパクト」が2年ぶりに7月16日(日)午前10時〜午後7時半、和歌山市和歌浦南の片男波野外ステージで開かれる。バンド13組とDJが出演し、夏の海に熱い音を響かせる。実行委員長の山野丙午(へいご)さんは「ミュージシャンとして県外で活動している人は戻れる場、地元からプロを目指す人はステップアップの場。両方を一度に楽しめる場は貴重」と力を込める。

 音楽で和歌山に人を呼び込もうと2011年に和歌山城で実施。翌年から片男波に会場を移し、毎年秋に開催してきた。2年ぶりの今年は、自由な雰囲気を味わえる夏にし、気軽に来てもらえるよう、入場は無料。

 出演は、ニートビーツ、ハカイハヤブサ、ドロー・イントゥ・ディスオーダーなど和歌山出身者がメンバーにいるバンドをはじめ、大阪や福岡を拠点に活動するバンドや、オーディションで選ばれた学生ら。ロックンロールやパンク、ポップ、レゲエ、民族音楽とジャンルは幅広い。

 なお、音楽以外でもゆったりフェスを楽しめるよう、会場にヨガ教室や子ども向け積み木エリアを設ける。ペットボトルなどのゴミを、ヨーヨー釣りなどで使えるチケットと交換する。GATE(073・433・1110)。

写真=前回は2500人で盛り上がった

(ニュース和歌山/2017年7月5日更新)