12月7日まで 和歌山市で実証運行

 和歌山市は11月19日㊌〜12月7日㊐の期間限定で、市内中心部の賑わい創出や交通ニーズの把握を目的に「グリーンスローモビリティ」の実証運行を開始した。

 時速19㌔㍍以下でゆっくり走る9人乗りの電気自動車。二酸化炭素の排出量が少なく、環境に優しいといわれる。全国の高齢化が進む地域や観光地などで導入例がある。

         黄色い車体が目を引く

 同市では、路線バスの停留所がない和歌山城北側、通称シロキタを走るルートを設定。往路と復路で経由地を変え、南海和歌山市駅とJR和歌山駅間を結ぶ。目を引く黄色い車体と窓がない開放的な造り、対面式のベンチシートが特徴。

 同市交通政策課の髙木啓江課長は「和歌山では乗用車が多いですが、点在する観光地めぐりの新しい移動手段として使ってもらえれば。〝チョイ乗り〟大歓迎です」と呼びかけている。

 午前10時〜午後5時20分まで、1日9便。予約不要。無料で乗車できる。ルートや時刻など詳しくはhttps://x.gd/l9lnY。   

(ニュース和歌山/2025年11月29日更新)