食への関心高めるきっかけに

 パンにおむすび、鶏のからあげ、ハムカツ、スープ、デザート…。17種類のごちそうをそろえたバイキング給食が10月29日㊌、和歌山市松江北の松江小学校で初めて行われ、6年生81人が特別な雰囲気とメニューを楽しんだ。

慎重にうつわによそう

 栄養バランスを考えた献立の中から、自分の食べられる量を取り分ける体験を通じ、食への関心を持ってもらおうと栄養士の川上恵美さんが発案。調理員も「子どもたちも私たちも楽しめる。ぜひやってみたい」と賛同し、実現した。

 主食と主菜はいくつもの種類から選べるようにしたほか、ふだんは出ない塩パンやチョコチップパン、チヂミ、かぼちゃフライなども登場。廊下にずらりと並べられた料理を前に、児童たちは「わぁ、すごい」「豪華!」と歓声を上げ、列を作ってうつわによそった。また、季節感を出そうと、調理員たちがハロウィーンの飾りを手作り。オバケや魔法使いを描いたポップ、三角旗などが場を盛り上げた。

 貴志龍悠さんは「最初見た時、全部食べたくて。豚キムチ炒めがおいしくておかわりしました」と満足そう。任海和生さんは「いつもと違うメニューがあって、とても楽しかった。たくさんのごちそうをありがとうございました」と笑顔を見せていた。用意された料理はすべて完食された。

 川野一郎校長は「物価高騰で大変な中、栄養士や調理員が熱意を持ってチャレンジしてくれ、感動しました」。川上さんは「きょうの経験が、子どもたち自身の健康づくりや管理能力の向上につながれば」と願っている。

(ニュース和歌山/2025年12月20日更新)