巽小2年生 バス乗車体験も

 みんなで乗って残していこう──海南市重根の海南市立巽小学校で1月27日㊋、公共交通の大切さを伝える出前授業が行われ、2年生53人が参加した。

 はじめに県海草振興局職員が、電車、バス、フェリー、飛行機の特徴をクイズ形式で説明。多くの乗客を輸送できることや定刻通りの運行など長所を挙げると、児童たちは大きくうなずいた。しかし、近年は利用者が減少し、バスは30年前の半数に。「このままでは無くなってしまいます」と聞くと、「そんなんいやや」「私が乗る」と応援の声が次々と上がった。

    降車ボタンを実際に押してみる

 続いて、校内に乗り入れた大十バスの車両を使って乗車体験。乗降の安全確認や整理券の役割、運賃表の見方、車内アナウンスの聞き取りポイントなどを見たり触れたりしながら学んだ。中でも降車ボタンは人気で、「押したい!」と何人も手を伸ばしていた。

 武藏健留さんは普段、ほとんどバスに乗らないが「便利さがよく分かった。公共交通がいま大変なことをもっとみんなに知ってほしい」。峯玉琴さんは「休みの日に家族で出かけるとき、バスに乗ろうよと誘ってみます」と笑顔で話していた。

(ニュース和歌山/2026年3月7日更新)