栩野美香さん(37)は和歌山市のいちご農家です。

──どんな仕事ですか?

 「和歌山県でしか作っていない『まりひめ』1万5千株を育てています。12〜6月は毎日たくさん収穫し、パックに詰めて店で販売します」

──こだわりは?

 「大きな実にするため、古い葉を取り、花や小さい実を摘みます。安全安心はもちろん、見た目が大切。大きくて形がきれいなものや、赤さが近いものをそろえ、傷がつかないよう丁寧に詰めています」

──やりがいは?

 「一年中忙しく大変ですが、『おいしかったよ』と言ってもらえるのが幸せ。今後は、いちごのお菓子を作って店で売りたいです」

(ニュース和歌山/2022年1月15日更新)