和歌山市を拠点に活動するコーラス・パレットが8月24日㊏、25日㊐に金沢市で開かれる全日本おかあさんコーラス全国大会(全日本合唱連盟など主催)へ出場する。8回目の全国舞台に向け、メンバーは歌声に磨きをかけている。

 結成22年を迎えたコーラス・パレット。現在メンバーは20〜70代の21人で、週に1回、和歌山市内で練習を重ねている。今回は15団体が参加した6月の和歌山県内予選を勝ち抜いた。

 全国大会では予選と同じく、沖縄の恋歌『椎やなるな』『いんねすぃりすぃり』を披露。収穫の楽しさを歌った『いんねすぃりすぃり』は稲をする姿を振り付けに取り入れ、沖縄独特の情熱を表現する。

 指導する指揮者の薗村佑子さんは「グループ名には色々な色が混じり、1枚の絵ができるように音楽をつくり上げたいとの気持ちがこもっています。長年積み上げた歌声を、金沢で精一杯響かせます」と意気込んでいる。

(ニュース和歌山/2019年8月17日更新)