2015031engeki

 海南市のアマチュア劇団KCMは、長編小説が原作の舞台「赤毛のアン─いつか君が大人になったら」と、バレエ音楽を題材にした「くるみ割り人形の夢」の2作品を2月に上演する。

 両作品とも脚本、演出、振り付けをKCMのRi─yaさんが担当した。「赤毛のアン」は2月1日(日)午後2時から海南市日方の同市民会館、2月8日(日)2時半から同市椋木の中野上小学校で実施する。おばあちゃんになったアンが今を生きる孫2人に過去を語る回想記にアレンジしたミュージカル。Ri─yaさんは「世代を超えて語り継がれる物語。これから大人になっていく子どもたち、子どもから成長して大人になった方々、それぞれの目線でこの物語を重ねて見てほしい」。

 一方、「くるみ割り人形の夢」は2月15日(日)午後2時20分、同市次ヶ谷の南野上小学校で開く。朗読にダンスと歌を取り入れた〝朗読ミュージカル〟。クラシックバレエで有名なチャイコフスキーの名曲『くるみ割り人形』にのせて送る、少女マリーとみにくい人形の愛の物語だ。

 いずれも無料。東さん(073・478・2711)。

写真=名作を3週連続で送るKCMメンバー

(ニュース和歌山2015年1月31日号掲載)