みなさんは読み終わった本を捨ててしまっていませんか? 今回は、本を買い取ったり、販売したりする古本店を紹介します。

 4年前に開店した、和歌山市吉田の「古本 陽気にゆこう」の阪口豊彦さん(70)に聞きました。

表紙は拭いてきれいに

──なぜこの仕事に?

 「前の仕事を退職し、新しいことを始めたいと考えた時、趣味が読書や本屋巡りだったので、本にまつわることをしようと思いつきました」

──どんなことをするんですか?

 「私が持っていた書籍や、お客様が読まなくなった本を買い取って販売します。小説が多いですが、マンガや絵本もありますよ。また希望があれば、好みに合わせたおすすめの一冊を紹介したりもします」

──大変なことは?

 「店に5〜6000冊ほどある商品の整理や、お客様から売っていただいたものの価値を調べ、いくらにするか値段を決めるのが難しいですね」

(ニュース和歌山/2025年5月10日更新)