7月4日㊐まで、和歌山市吹上の和歌山県立近代美術館。
和歌山の作家を中心に、日本画、洋画、彫刻、版画など1万点を超える作品を収蔵する同館。今展では「日本近現代美術と和歌山」と題し、コレクションの中から、明治の洋画家で県出身の神中糸子をはじめとする県ゆかりの作家と関連する作家、作品を紹介。また、3月に亡くなった稗田一穗の画業を偲び、学生時代の作品から近作までを展示する。このほか、「特集 うちのなかから」では作り手の日常へのまなざしに注目した作品を並べる。午前9時半〜午後5時。㊊休み。
350円、大学生240円、高校生以下と65歳以上無料。同館(073・436・8690)。
写真=木下孝則「猫」
(ニュース和歌山/2021年5月29日更新)