12月4日㊏〜2022年1月23日㊐、和歌山市吹上の和歌山県立博物館。
 宮内庁三の丸尚蔵館の皇室コレクションから、県ゆかりの作家による絵画や工芸品、県の名勝地をテーマにした作品を紹介。平安時代に活躍した歌人、西行の書状や、修験者が熊野の山中を通り本宮、湯の峰に向かう様子を描いた岩佐又兵衛筆「をくり巻十三」、エルトゥールル号を日本へ遣わせたトルコ皇帝から皇室へ贈られた「紫天鵞絨地花文刺繍卓被(むらさきびろうどじはなもんししゅうたくひ、写真)など47点。
 午前9時半〜午後5時。㊗除く㊊と12月29日㊌〜1月2日㊐休み。520円、大学生310円、高校生以下と65歳以上無料。

 また、1月8日㊏午後1時半から同市吹上の県立近代美術館2階で、宮内庁長官官房参事官、朝賀浩さんによる講演「紀の国を旅する」がある。12月4日午前9時半から申し込みを受け付け、先着50人。県立博物館(073・436・8670)。

(ニュース和歌山/2021年12月4日更新)