紀の川市出身の医聖、青洲について学んでもらい、後世に伝える語り部を養成しようと、青洲の里が初めて実施する。

 学習会は2022年1月15日~2月5日の毎週土曜、全4回。各日午前10時。20年かけて開発した麻酔薬を使い、1804年に世界初の乳がん摘出手術を行ったこと、多くの門人を育て、近代日本外科の基礎を築いたことなど、医師としての功績をはじめ、水不足に苦しむ農家のため、私費を投じてため池を造り、地域に貢献した面も紹介。テキスト代2500円。

 また、検定会は2月12日㊏で、学習会4回中2回以上受講した人が対象。1~3級に選ばれた人を「門人」に認定する。2000円、小中高校生1000円。

  学習会、検定会とも紀の川市西野山の道の駅青洲の里。定員30人。申し込みは1月12日までに指定用紙で。詳細は「青洲の里」HP。同所(0736・75・6008)。