岩瀬広隆原画「芦辺団扇」

 4月17日㊐まで、和歌山市吹上の和歌山県立博物館。和歌祭は江戸幕府を開いた徳川家康をまつる紀州東照宮の祭礼。1622年に始まり、今年400年を迎える。始まったころの華やかな祭の様子を描いた住吉広通筆「東照宮縁起絵巻第5巻」(県指定文化財)、江戸時代終わりごろ、紀伊藩の役人が警備のために携帯したと考えられる「紀州和歌祭礼御道絵図」、明治時代の和歌祭を描いた榎本遊谷筆「和歌祭図」など43点を展示し、和歌祭やその舞台となった和歌の浦を紹介する。午前9時半~午後5時。㊊休み。280円、大学生170円、高校生以下と65歳以上無料。同館(073・436・8670)。    

 (ニュース和歌山/2022年3月26日更新)