9日㊏〜10月5日㊍、和歌山市吹上の和歌山県立博物館。平安時代末期から鎌倉時代初期にかけ、活躍した西行と明恵。ともに紀伊国の武家に生まれ、出家して寺僧として活動し、和歌集はじめ数々の著書があり、歴史に大きな足跡を残した。2人に関連する県内の故地とともに、その偉業を振り返る。昨年、県指定文化財となった十六羅漢像(有田川町浄教寺蔵)など70点を展示。

 午前9時半〜午後5時。280円、大学生170円。

 また、湯浅町が醤油発祥の地として日本遺産に認定されたのを記念した特集展示「醤油の町・湯浅」を同時開催。同館(073・436・8670)。   

写真=「西行物語絵巻」