お久しぶりです! 今シーズン、1年ぶりにキャプテンを務めることになりました大北啓介です。という訳で、このコラムにも復帰となりました。読者の皆様、改めてよろしくお願いいたします。

 現在は公式戦のないオフシーズン。例年であればファン感謝デーイベントを開いたり、学校などを訪問したりと、地域の皆さんとのふれあいに力を入れる時期なのですが、コロナ禍ではなかなか難しい。毎年、指導を担当させてもらっていた和歌山市ジュニアサッカー教室も中止になりました。年1回しか会わないけれど、ずっと参加してくれ、顔を覚えている子どもたちも少なくありませんので、やっぱり寂しいですね。

 こんな状況でもできることはないか? そう考え、県内の児童福祉施設を少人数で訪問し、チームのTシャツをプレゼントさせてもらっています。一日も早く日常を取り戻し、このTシャツを着た子どもたちの笑顔がスタジアムにあふれる日が来るのを楽しみにしています。

 もう1つ、新たに始めたのが、まちの清掃活動です。その1回目として1月16日、選手、スタッフでけやき大通りのごみを集めて回りました。掃除中、「頑張ってるね」と声を掛けてくださる方もたくさんいて、ありがたかったです。

 「ウィズ・コロナ」が言われる今、サッカー、あるいはスポーツ以外の面でも、アルテリーヴォが和歌山にある意義を高めていきたいというのが、クラブが掲げる目標の一つです。今、できることを一つずつ──。なお、清掃活動はどなたでも参加歓迎です! 日時や場所はチームのホームページやSNSでお知らせしますので、興味のある方はぜひ!

写真=けやき大通りは予想以上にごみが少なく、きれいな街なんだとうれしくなりました!

(ニュース和歌山/2021年2月6日更新)