朝晩冷え込み、冬の装いへと徐々に移る季節となりました。しかし、僕たちのトレーニングは緊張感を感じつつも、熱気を帯びています。

 JFL昇格をかけた全国地域サッカーチャンピオンズリーグがいよいよ7日㊎に始まります。今年の集大成といえる大会で優勝し、歓喜の瞬間を生み出したいと思います。こういう舞台でこそ「いつも通り」できるか。これは、僕個人的にも今年のテーマとしていることです。

上段、左から中山和紀、小池武蔵、下段左から髙木颯太、二木勇樹。エネルギッシュな力で昇格に導きます!

 重要なのは、「いつも通りできれば勝てる」という自信を持つこと。大舞台で他所(よそ)行きのプレーをする必要ないと本気で思えるだけの最善の準備と〝いつも通り〟への自信。残りの限られた時間では、よりハイレベルな〝いつも通り〟を創り出す。そういう作業の大詰めになってきます。その先にある、〝ベストが更新されていく自分〟に期待したいと思っています。そういった強みが、勝利を手繰り寄せる要因になるのではないかと。

 「いつも通りを発揮し、毎回ベストを更新していく」。どんな苦境に立たされても、ブレずに「これ」をやり抜く強さを身につけ、闘っていきます。そういう状況を楽しんでいけるように──。

10月の公式戦結果
全国社会人サッカー選手権
1回戦 ●1─2 東京国際大学FC

アストエンジ杯1次ラウンド
第1戦 ○5─0 OKFC
第2戦 ○11─2 阪南大クラブ

(ニュース和歌山/2025年11月1日更新)