《回答者》
乳腺外科
さくらい乳腺外科クリニック
日本乳癌学会認定 乳腺専門医・医学博士 櫻井 照久院長

 乳がんの症状として、しこり、腫れ、へこみ、ひきつれ、血性乳頭分泌、乳頭のただれなどの症状があります。乳房の「へこみ」は、乳がんの可能性を疑う症状の一つです。

 乳がんは日本人女性のがんの中で最も多く、11人に1人が乳がんにかかるといわれています。治療の進歩により、乳がんは早期発見できればほとんどの方が治りますが、コロナ禍で検診や受診を控えることによって早期発見が遅れ、その結果、進行がんが増加していることが問題となっています。

 セルフチェックも大切で、イラストのように、鏡の前で両手を上げて、へこみ、ひきつれがないかどうか、しこりがないかどうか、乳頭分泌がないかどうかを調べます。入浴時に定期的に行うと良いでしょう。40歳頃になりましたら定期的なマンモグラフィー検査を受けることをおすすめします。もちろん年齢にかかわらず、気になる症状があれば早めに乳腺外科を受診してください。

(ニュース和歌山/2021年8月28日更新)