厳しい寒さを乗り越え、春に向けてようやく少しずつ暖かさを感じる3月。チームも約1ヵ月後に控えた関西サッカーリーグ開幕に向けて、より熱量が上がっているように感じます。チーム内の競争が激しさを増し、共通理解が積み上がり、非常に良いプレシーズンを過ごせています。

 これからもチーム力の積み上げとともに、個人としてレベルアップすること。競争に勝ち、自分自身がサッカー選手として高みを目指すことで、チームに貢献していかなければなりません。

左から、桑島良汰、北野純也、山田大地。チームを支える屋台骨となる3選手です

 メンタル、スキル、フィジカル。心技体の成長なしでは、これから厳しい道のりを突き進めません。紆余曲折がある中で、事実を受け入れて、見極めること。主観的な感覚と客観的な感覚のズレを少なくし、自分に何を求められているかを理解することが必要です。

 現実を認識し、正しく自分自身を評価することが、メンタルのコンディションを上げる方法の一つでもあります。サッカーは、メンタルの影響が多く出るスポーツだと思っています。心の状態を良く保ちながら、長いシーズンを闘っていけるよう、僕自身も意識していきます。楽しみな開幕まで、良い状態で良い準備をしたいと思います。

(ニュース和歌山/2025年3月1日更新)