鍛え上げた筋肉のバランスやヘアスタイル、ポージングの表現などを総合的に競う競技、フィジーク。ベストボディ・ジャパン協会主催の「ベストフィジーク・ジャパン関西大会」が6月4日、和歌山県民文化会館で開かれ、和歌山市和田の北谷通節(みちたか)選手(42)が優勝した。

 同市吐前のシルキークルーズ・ワークアウトジムでトレーニングに励む北谷選手。今大会に向けては1月から体作りに取り組み、食事にも気を配り、76㌔だった体を66㌔までしぼった。

 大会では規定の4ポーズに加え、自由に2ポーズを披露する。北谷選手はフリーポーズで自信を持つ両腕の力こぶ、広背筋を強調。1位に輝いた。指導する同ジムの上山成昭(なるあき)さん(57)は「筋肉のキレ、バスキュラリティ(血管の浮き具合)など過去最高の仕上がりでしたので、優勝すると信じていました」。

 日本大会は11月に東京で開かれる。2人の息子を持つ北谷選手は「子どもたちから目標とされる父親でいたい。日本大会も目指すは優勝です」と目を輝かせている。

写真=次は日本一を目指す北谷選手

(ニュース和歌山/2017年7月1日更新)