和歌山産の食材で長い巻き寿司作りに挑戦しよう──。食の大切さを実感してもうらおうと、和歌山市文化スポーツ振興財団が第1回の巻き寿司作り体験会を2月3日(日)午前11時、同市市小路の河北コミュニティセンターで開く。企画した紀美野町の平井二嗣(つぐじ)さんは「節分に地元の食材や日本の食文化にふれられる、和歌山の風物詩となるイベントにしたい」と意気込んでいる。

来年節分に体験会

 平井さんと同市のヨガ講師、ギリ・ガネーシュさんが昨年、親子対象に11㍍の巻き寿司作りイベントを実施。参加者に一体感が生まれ、好評だったことから、地域づくりにつなげようと2人で企画した。

 当日は、約220平方㍍の会場いっぱいに机を並べ、参加者で和歌山産の根菜や高野豆腐などの具材を乗せて巻く。今回を皮切りに毎年行い、いずれは日本一の長さに挑戦する。ギリさんは「日本一になれば県産食材のPRにもなる。巻き寿司作りで地域の人が集まり、つながりが生まれるきっかけになれば」と話している。

(ニュース和歌山/2018年12月12日更新)