「安全に注意して運転してください」──。和歌山市雄松町の芦原小学校には4~6年生でつくる交通少年団がある。交通事故の減少を目指し、6月12日に4、5年生21人が、芦原児童館前の信号で、停車した車やバイクの運転手約60人に声をかけながら、手作りのチラシを手渡した。

 4年の藤田絢香さんは「知らない人に声をかけるのは緊張したけれど、笑顔で受け取ってもらえて伝わったと感じました」、5年の山本桃星(ももせ)くんは「自分も交通ルールを守って登下校します」と気を引き締めていた。

 活動を見守った和歌山西署の畑中精一係長は「子どもから訴えられると、より一層交通安全に気をつけようとの気持ちになると思います」と喜んでいた。

(ニュース和歌山/2019年7月13日更新)